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IRライブラリー | Daitron[ダイトロン株式会社]

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(1)

 

有 価 証 券 報 告 書

(金融商品取引法第24条第1項に基づく報告書)

事 業 年 度

平成29年1月1日

(第 66 期)

平成29年12月31日

 

(2)

目次

    頁

表紙    

第一部 企業情報  

第1 企業の概況  

1. 主要な経営指標等の推移 ……… 1 2. 沿革 ……… 3 3. 事業の内容 ……… 4 4. 関係会社の状況 ……… 5 5. 従業員の状況 ……… 6

第2 事業の状況  

1. 業績等の概要 ……… 7 2. 生産、受注及び販売の状況 ……… 9

3. 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 ……… 10

4. 事業等のリスク ……… 14

5. 経営上の重要な契約等 ……… 16

6. 研究開発活動 ……… 16

7. 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 ……… 17

第3 設備の状況   1. 設備投資等の概要 ……… 19

2. 主要な設備の状況 ……… 19

3. 設備の新設、除却等の計画 ……… 20

第4 提出会社の状況   1. 株式等の状況   (1) 株式の総数等 ……… 21

(2) 新株予約権等の状況 ……… 21

(3) 行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等 ……… 21

(4) ライツプランの内容 ……… 21

(5) 発行済株式総数、資本金等の推移 ……… 21

(6) 所有者別状況 ……… 21

(7) 大株主の状況 ……… 22

(8) 議決権の状況 ……… 24

(9) ストックオプション制度の内容 ……… 24

2. 自己株式の取得等の状況 ……… 25

3. 配当政策 ……… 26

4. 株価の推移 ……… 26

5. 役員の状況 ……… 27

6. コーポレート・ガバナンスの状況等   (1) コーポレート・ガバナンスの状況 ……… 29

(2) 監査報酬の内容等 ……… 35

第5 経理の状況 ……… 36

1. 連結財務諸表等   (1) 連結財務諸表 ……… 37

(2) その他 ……… 64

2. 財務諸表等   (1) 財務諸表 ……… 65

(2) 主な資産及び負債の内容 ……… 75

(3) その他 ……… 75

第6 提出会社の株式事務の概要 ……… 76

第7 提出会社の参考情報   1. 提出会社の親会社等の情報 ……… 77

2. その他の参考情報 ……… 77

第二部 提出会社の保証会社等の情報 ……… 78

     

[監査報告書]  

(3)

【表紙】

 

【提出書類】 有価証券報告書

【根拠条文】 金融商品取引法第24条第1項

【提出先】 近畿財務局長

【提出日】 平成30年3月30日

【事業年度】 第66期(自 平成29年1月1日 至 平成29年12月31日)

【会社名】 ダイトロン株式会社

【英訳名】 Daitron Co.,Ltd.

【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 前 績行

【本店の所在の場所】 大阪市淀川区宮原四丁目6番11号

【電話番号】 06(6399)5041(代表)

【事務連絡者氏名】 執行役員 管理本部長 毛利 肇

【最寄りの連絡場所】 大阪市淀川区宮原四丁目6番11号

【電話番号】 06(6399)5041(代表)

【事務連絡者氏名】 執行役員 管理本部長 毛利 肇

【縦覧に供する場所】 ダイトロン株式会社 東京本部

(東京都千代田区麹町三丁目6番地)

ダイトロン株式会社 名古屋支店

(名古屋市中区栄三丁目10番22号)

株式会社東京証券取引所

(東京都中央区日本橋兜町2番1号)

(4)

第一部【企業情報】

第1【企業の概況】

1【主要な経営指標等の推移】

(1) 連結経営指標等  

回次 第62期 第63期 第64期 第65期 第66期

決算年月 平成25年12月 平成26年12月 平成27年12月 平成28年12月 平成29年12月

売上高 (千円) 34,899,491 38,702,579 43,214,024 44,932,361 51,684,327

経常利益 (千円) 252,674 861,246 1,537,053 1,863,544 2,583,096

親会社株主に帰属する当期純

利益又は親会社株主に帰属す

る当期純損失(△)

(千円) △77,082 641,237 1,131,681 1,217,081 1,867,947

包括利益 (千円) 235,209 721,779 1,185,430 1,013,209 2,054,089

純資産額 (千円) 11,630,556 12,161,655 13,179,967 13,914,712 15,492,950

総資産額 (千円) 23,766,103 27,312,572 28,681,982 32,068,697 35,383,291

1株当たり純資産額 (円) 1,047.04 1,094.87 1,186.64 1,252.94 1,397.97

1株当たり当期純利益金額又

は1株当たり当期純損失金額

(△)

(円) △6.94 57.74 101.91 109.62 169.15

潜在株式調整後1株当たり当

期純利益金額

(円) - - - - -

自己資本比率 (%) 48.9 44.5 45.9 43.4 43.8

自己資本利益率 (%) △0.7 5.4 8.9 9.0 12.7

株価収益率 (倍) - 10.9 7.8 8.5 13.8

営業活動によるキャッシュ・

フロー

(千円) 288,720 722,090 447,399 1,472,035 △53,749

投資活動によるキャッシュ・

フロー

(千円) △110,871 △123,284 15,349 △1,171,365 △292,564

財務活動によるキャッシュ・

フロー

(千円) △434,720 △182,619 △278,620 201,878 △1,286,386

現金及び現金同等物の期末残

(千円) 5,581,441 6,092,205 6,251,111 6,727,712 5,094,988

従業員数

(人)

651 638 644 666 763

[外、平均臨時雇用者数] [275] [281] [316] [330] [305]

(注)1.売上高には消費税等は含まれておりません。

2.第63期、第64期、第65期及び第66期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存

在しないため記載しておりません。

3.第62期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、1株当たり当期純損失金額であり、また、

潜在株式が存在しないため記載しておりません。

(5)

(2) 提出会社の経営指標等  

回次 第62期 第63期 第64期 第65期 第66期

決算年月 平成25年12月 平成26年12月 平成27年12月 平成28年12月 平成29年12月

売上高 (千円) 29,623,327 33,739,965 37,855,927 38,886,078 46,737,243

経常利益 (千円) 91,703 287,441 581,409 996,245 2,066,174

当期純利益又は当期純損失

(△)

(千円) △47,764 213,279 500,284 745,793 4,028,194

資本金 (千円) 2,200,708 2,200,708 2,200,708 2,200,708 2,200,708

発行済株式総数 (株) 11,155,979 11,155,979 11,155,979 11,155,979 11,155,979

純資産額 (千円) 10,150,670 10,328,234 10,731,585 11,262,465 14,992,861

総資産額 (千円) 21,362,135 24,323,246 24,967,620 28,320,113 33,425,132

1株当たり純資産額 (円) 914.08 930.07 966.45 1,014.37 1,353.14

1株当たり配当額

(円)

5.00 15.00 25.00 30.00 45.00

(内1株当たり中間配当額) (-) (-) (-) (-) (15.00)

1株当たり当期純利益金額又

は1株当たり当期純損失金額

(△)

(円) △4.30 19.21 45.05 67.17 364.78

潜在株式調整後1株当たり当

期純利益金額

(円) - - - - -

自己資本比率 (%) 47.5 42.5 43.0 39.8 44.9

自己資本利益率 (%) △0.5 2.1 4.8 6.8 30.7

株価収益率 (倍) - 32.6 17.6 13.9 6.4

配当性向 (%) - 78.1 55.5 44.7 12.3

従業員数

(人)

344 335 338 354 643

[外、平均臨時雇用者数] [132] [130] [136] [133] [206]

(注)1.売上高には消費税等は含まれておりません。

2.第63期、第64期、第65期及び第66期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存

在しないため記載しておりません。

3.第62期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、1株当たり当期純損失金額であり、また、

潜在株式が存在しないため記載しておりません。

4.第62期の株価収益率及び配当性向については、1株当たり当期純損失金額であるため記載しておりません。

5.第66期において、当社の連結子会社でありましたダイトロンテクノロジー株式会社及びダイトデンソー株

式会社を吸収合併しております。なお、この合併に伴い、抱合せ株式消滅差益を特別利益に2,593,633千

円計上しております。

(6)

2【沿革】

年月 事項

昭和27年6月 資本金30万円にて大阪市北区に大都商事株式会社を設立し、東京通信工業株式会社(現 ソニー

株式会社)の特約店としてテープレコーダの販売を開始

昭和33年1月 子会社・大都商事株式会社[本店:東京都](昭和43年1月当社に吸収合併。現 東京本部)を

東京都新宿区に設立

昭和38年3月 名古屋営業所(現 名古屋支店)を名古屋市中区に開設

昭和44年9月 本社を大阪市東区(現 中央区)に移転

昭和45年6月 子会社・大都電子工業株式会社(後 ダイトロンテクノロジー株式会社)を設立

昭和45年7月 子会社・株式会社ダイトを設立

昭和48年11月 子会社・ヒロタ精機株式会社(後 大都精機工業株式会社)を設立

昭和59年3月 トパーズ社(米国)との合弁会社・ダイトトパーズ株式会社を設立(平成2年12月合弁を解消し

商号をダイトパワートロン株式会社に変更、子会社化)

昭和61年3月 アライドシグナル社(米国)の子会社・アンフェノール社との合弁会社・日本インターコネクト

株式会社(現 アンフェノールジャパン株式会社)を設立(平成12年4月資本提携を解消)

昭和61年9月 子会社・ダイトロン,INC.を米国オレゴン州に設立

昭和62年4月 台北駐在員事務所(現 台北支店)を台湾に開設

昭和63年1月

 

大都電子工業株式会社が大都精機工業株式会社を吸収合併し、商号をダイトロンテクノロジー株

式会社に変更

平成4年2月 ミュンヘン駐在員事務所をドイツに開設(平成21年6月閉鎖)

平成6年1月 電装事業部を独立させ、子会社・ダイトデンソー株式会社を設立

平成10年1月 大都商事株式会社からダイトエレクトロン株式会社に商号を変更

平成10年3月

平成10年4月

子会社・ダイトロン(マレーシア)SDN.BHD.を設立

電子部門商品仕入部及び多摩営業所が「ISO9002(現 ISO9001:2008)」を認証取得

平成11年9月 日本証券業協会に株式を店頭登録

平成12年1月 ソウル駐在員事務所(ソウル支店昇格を経て現 ダイトロン(韓国)CO.,LTD.)を韓国に開設

平成13年6月 東京証券取引所及び大阪証券取引所市場第二部に株式を上場

平成13年7月 香港支店(現 大都電子(香港)有限公司)を中国に開設

平成14年5月 香港支店(中国)を現地法人化し、子会社・大都電子(香港)有限公司を設立

平成14年10月

平成15年10月

子会社・大途電子(上海)有限公司を設立

電子部門商品仕入部及び多摩営業所、大阪電子営業所が「ISO14001」を認証取得

平成15年12月 株式会社東京ダイヤモンド工具製作所と合弁会社・大都東京精磨股份有限公司を台湾に設立

(平成21年10月解散)

平成16年3月 本社を新大阪(大阪市淀川区)に移転

平成16年10月 新大阪本社ビルが「ISO14001」を認証取得

平成17年2月 子会社・ダイトパワートロン株式会社を吸収合併

平成17年10月 コントロン社(ドイツ)の子会社・コントロンエンベデッドテクノロジー,INC.(台湾)との合

弁会社・コントロンテクノロジージャパン株式会社を設立(平成22年3月解散)

平成18年6月 東京証券取引所及び大阪証券取引所の市場第一部に指定

平成18年11月

平成19年1月

ソウル支店(韓国)を現地法人化し、子会社・ダイトロン(韓国)CO.,LTD.を設立

子会社・ダイトデンソー株式会社が鷹和産業株式会社の全株式を取得し、子会社化

平成20年1月

平成20年5月

平成23年8月

平成28年7月

平成29年1月

 

平成29年12月

子会社・株式会社ダイトを吸収合併

子会社・ダイトロン(タイランド)CO.,LTD.を設立

子会社・大途電子諮詢(深圳)有限公司を設立

マニラ駐在員事務所をフィリピンに開設

子会社・ダイトロンテクノロジー株式会社及びダイトデンソー株式会社の2社を吸収合併し、ダ

イトエレクトロン株式会社からダイトロン株式会社に商号を変更

有限会社谷本電装の全株式を取得して子会社化し、商号をダイトテック株式会社に変更

(7)

3【事業の内容】

当社の企業集団は、当社(M&Sカンパニー、D&Pカンパニー)と連結子会社9社(うち海外7社)で構成され

ており、電子機器及び部品(電子部品&アセンブリ商品、半導体、エンベデッド(組込み用ボード)システム、電源

機器、画像関連機器・部品、情報システム、電子機器及び部品のその他)、製造装置(光デバイス製造装置、LSI

製造装置、フラットパネルディスプレイ製造装置、電子材料製造装置、エネルギーデバイス製造装置)及びその他の

エレクトロニクス製品の販売・製造及び輸出入を主な事業としております。

(1) 国内販売事業セグメント

当セグメントは、当社M&Sカンパニーで構成しております。

M&Sカンパニーは、上記の電子機器及び部品、製造装置を、当社グループ内及び国内外の仕入先から仕入れ、国

内外の顧客及び当社グループ内向けに販売しております。

(2) 国内製造事業セグメント

当セグメントは、当社D&Pカンパニー(装置事業部門、部品事業部門)及び連結子会社2社で構成しておりま

す。

D&Pカンパニー装置事業部門は、製造装置(光デバイス製造装置、フラットパネルディスプレイ製造装置、電子

材料製造装置等)の開発・製造及び販売を行っております。

D&Pカンパニー部品事業部門は、電子機器及び部品(ハーネス、耐水・耐圧コネクタ、電源機器、電子機器及び

部品その他)等の設計・製作及び販売を行っております。

鷹和産業株式会社は、電子機器及び部品(ケーブルハーネス等)の組立加工を行っております。

ダイトテック株式会社は、電子機器及び部品(ケーブルハーネス等)の生産体制の拡充のため、平成29年12月25日

に完全子会社としました。

(3) 海外子会社セグメント

当セグメントは、海外子会社7社で構成しております。

ダイトロン,INC.は、北米市場を対象に電子機器及び部品の製造、販売及び輸出入、製造装置の販売及び輸出入を

行っております。

ダイトロン(マレーシア)SDN.BHD.は、マレーシア、東南アジア市場を対象に電子機器及び部品や製造装置の販売及

び輸出入を行っております。

大都電子(香港)有限公司は、香港、中国華南市場を対象に電子機器及び部品等の販売、調達及び輸出入を行ってお

ります。

大途電子(上海)有限公司は、中国市場を対象に電子機器及び部品や製造装置の販売及び輸出入を行っております。

ダイトロン(韓国)CO.,LTD.は、韓国、東アジア市場を対象に電子機器及び部品の販売、調達及び輸出入を行ってお

ります。

    ダイトロン(タイランド)CO.,LTD.は、タイ、東南アジア市場を対象に電子機器及び部品や製造装置の販売及び輸出

入を行っております。

大途電子諮詢(深圳)有限公司は、中国華南市場を対象に電子機器・部品等の販売に関するコンサルティング業務を

行っております。

 

事業の系統図は次のとおりであります。

(8)

4【関係会社の状況】

名称 住所

資本金又は 出資金

事業内容

議決権 の所有 割合

(%)

関係内容

役員の 兼任等

資金 援助

営業上の取引

設備の 賃貸借

(連結子会社)      

※ダイトロン,INC. 米国 オレゴン州

4,000,000 米ドル

北米市場における電子機器 及び部品の製造、販売及び 輸出入、製造装置の販売及 び輸出入

100.0 有 - 当社からの仕入、 当社が輸出した製 造装置のメンテナ ンス

       

ダイトロン(マレーシ ア)SDN.BHD.

マレーシア クアラルンプー ル

2,500,000 マレーシア リンギット

マレーシア、東南アジア市 場における電子機器及び部 品や製造装置の販売及び輸 出入

100.0 有 - 当社からの仕入、 当社が輸出した製 造装置のメンテナ ンス

       

大都電子(香港)有限公 司

中国 香港

3,800,000 香港ドル

香港、中国華南市場におけ る電子機器及び部品等の販 売、調達及び輸出入

100.0 有 有 当社への販売、当 社からの仕入

       

大途電子(上海)有限公 司

中国 上海

550,000 米ドル

中国市場における電子機器 及び部品や製造装置の販売 及び輸出入

100.0 有 - 当社からの仕入、 当社が輸出した製 造装置のメンテナ ンス

       

ダイトロン(韓国) CO.,LTD.

韓国 ソウル

1,500,000 千韓国 ウォン

韓国、東アジア市場におけ る電子機器及び部品の販 売、調達及び輸出入

100.0 有 有 当社への販売、当 社からの仕入

       

鷹和産業株式会社 福岡県田川郡

 

10,000 千円

電子機器及び部品の製造及 び販売

100.0 - 有 当社への販売、当 社からの仕入

       

ダイトテック株式会社 大阪市淀川区

 

10,000 千円

電子機器及び部品の製造及 び販売

100.0 有 - 当社への販売、当 社からの仕入

       

その他2社      

(注)1.※印は特定子会社に該当します。

2.連結子会社で有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。

3.売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が100分の10を超える連結子会社

はありません。

4.ダイトロン(韓国)CO.,LTD.は、平成29年3月14日付で500,000千韓国ウォンの増資を行い、資本金が増加いた

しました。

5.当社は、平成29年1月1日付で当社の連結子会社でありましたダイトロンテクノロジー株式会社及びダイト

デンソー株式会社を吸収合併いたしました。これに伴い、ダイトデンソー株式会社の子会社でありました鷹

和産業株式会社は当社の子会社となりました。

6.当社は、平成29年12月25日に有限会社谷本電装の全株式を取得して子会社化し、併せて商号をダイトテック

(9)

5【従業員の状況】

(1) 連結会社の状況

平成29年12月31日現在

 

セグメントの名称 従業員数(人)

国内販売事業 369 (73)

国内製造事業 221 (153)

海外子会社 108 (69)

報告セグメント計 698 (295)

全社(共通) 65 (10)

合計 763 (305)

(注)1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数は( )内に年間の平均人員を外数で記載しております。なお、

委任契約に基づく執行役員2名は、従業員数に含めておりません。

2.全社(共通)として記載されている従業員数は、特定の部門に区分できない管理部門に所属しているもので

あります。

3.従業員数増加及び臨時雇用者数減少の主な要因は、当社において平成29年9月に有期雇用契約社員を対象

に、無期雇用への転換を行ったことによるものであります。

 

(2) 提出会社の状況

平成29年12月31日現在

 

従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円)

643(206) 41.3 15.9 7,897

 

セグメントの名称 従業員数(人)

国内販売事業 369 (73)

国内製造事業 209 (123)

報告セグメント計 578 (196)

全社(共通) 65 (10)

合計 643 (206)

(注)1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数は( )内に年間の平均人員を外数で記載しております。なお、

委任契約に基づく執行役員2名は、従業員数に含めておりません。

2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

3.全社(共通)として記載されている従業員数は、特定の部門に区分できない管理部門に所属しているもので

あります。

4.従業員数が前事業年度末と比べて289名増加しております。主な要因は、平成29年1月1日付で当社の連結

子会社でありましたダイトロンテクノロジー株式会社及びダイトデンソー株式会社を吸収合併したことによ

るものであります。また、当社において平成29年9月に有期雇用契約社員を対象に、無期雇用への転換を行

ったことによる従業員数の増加も含まれております。

 

(3) 労働組合の状況

労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。

(10)

第2【事業の状況】

1【業績等の概要】

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益や雇用・所得環境に改善が見られ、景気は全般的に緩やかな拡

大傾向で推移しました。

世界経済におきましては、米国や欧州の経済は堅調に推移しましたが、中東・東アジアにおける地政学的リスク

等の影響が懸念され、先行き不透明な状況が続きました。

当社グループの属しておりますエレクトロニクス業界におきましては、自動車産業分野、産業用ロボット分野、

IoT関連分野における生産活動や設備投資が堅調に推移しました。

このような状況下、当社グループは、平成29年を初年度とする四ヵ年の中期経営計画「第9次中期経営計画(平

成29年~平成32年)」を策定し、オリジナル製品の拡販や新市場の開拓、海外事業の拡大に取組みました。

この結果、当社グループの当連結会計年度の売上高は51,684百万円(前年同期比15.0%増)、営業利益は2,522

百万円(前年同期比32.0%増)、経常利益は2,583百万円(前年同期比38.6%増)、親会社株主に帰属する当期純

利益は1,867百万円(前年同期比53.5%増)となりました。

 

セグメント別の概況は以下のとおりであります。

当社は、平成29年1月1日付で、当社の100%出資の連結子会社でありましたダイトロンテクノロジー株式会社

及びダイトデンソー株式会社の2社を吸収合併いたしました。

これに伴い、当連結会計年度より、報告セグメントの名称を、従来の「国内販売会社」から「国内販売事業」

に、「国内製造会社」から「国内製造事業」に、それぞれ変更いたしました。

また、費用の配賦基準を見直し、報告セグメント利益の算出方法を変更いたしました。そのため、各セグメント

の前年同期比較は、前年同期の実績を変更後の費用配賦基準に基づいて再算出した金額を用いております。

 

(国内販売事業)

当セグメントにつきましては、通信機器用や車載用の電子部品の需要が増加していることに伴い、それらの生産

設備メーカー向けに、「電子部品&アセンブリ商品」のコネクタ、「画像関連機器・部品」のカメラやレンズ・照

明、「エンベデッドシステム」の組込み用ボードコンピュータの販売がそれぞれ好調に推移しました。また、デー

タセンター向けに大型無停電電源装置(UPS)の販売が好調に推移したことから売上、利益共に前年同期の実績

を上回りました。

この結果、当セグメントの売上高は42,687百万円(前年同期比13.3%増)、セグメント利益(営業利益)は

1,318百万円(前年同期比87.5%増)となりました。

 

(国内製造事業)

当セグメントにつきましては、製造装置を手掛ける装置事業部門は、通信機器市場向けに半導体製造装置の販売

が増加しました。電子機器及び部品を手掛ける部品事業部門は、売上高は概ね前年同期並みの水準となりました

が、利益率の高い特殊コネクタや特殊ハーネスの販売比率が低下したため、利益は前年同期の実績を下回りまし

た。

この結果、当セグメントの売上高は2,754百万円(前年同期比5.3%増)となり、セグメント間の内部売上を含め

た総売上高は8,680百万円(前年同期比3.2%増)となりました。また、セグメント利益(営業利益)は717百万円

(前年同期比22.9%減)となりました。

 

(海外子会社)

当セグメントにつきましては、北米市場にて「電子部品&アセンブリ商品」「電子部品製造装置」の販売が好調

に推移しました。また、中国、韓国及び東南アジア市場にて「画像関連機器・部品」「電子部品&アセンブリ商

品」「半導体」の販売が伸長し、売上、利益共に前年同期の実績を上回りました。

この結果、当セグメントの売上高は6,241百万円(前年同期比34.5%増)、セグメント利益(営業利益)は576百

万円(前年同期比92.6%増)となりました。

(11)

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」といいます。)の残高は、前連結会計年度末と比

較して1,632百万円減少し、5,094百万円となりました。

当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果、資金は53百万円の減少(前年同期は1,472百万円の増加)となりました。主な増加要因は、税

金等調整前当期純利益2,661百万円と仕入債務の増加額2,325百万円であり、主な減少要因は、売上債権の増加額

2,221百万円と棚卸資産の増加額2,328百万円であります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果、資金は292百万円の減少(前年同期は1,171百万円の減少)となりました。主な減少要因は、有

形固定資産の取得による支出297百万円であります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果、資金は1,286百万円の減少(前年同期は201百万円の増加)となりました。主な減少要因は、長

期借入金の返済による支出978百万円と配当金の支払額498百万円であります。

(12)

2【生産、受注及び販売の状況】

(1) 生産実績

当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

  当連結会計年度

(自 平成29年1月1日

至 平成29年12月31日)  

前年同期比(%)

国内製造事業(千円) 9,562,597 100.9

海外子会社(千円) 779,296 139.2

合計(千円) 10,341,894 103.1

(注)1.金額は販売価格によっております。

2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

3.「国内販売事業」のセグメントの生産実績につきましては、生産活動を行っていないため記載しておりませ

ん。

 

(2) 受注状況

当連結会計年度の受注状況をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称 受注高(千円) 前年同期比(%) 受注残高(千円)前年同期比(%)

国内販売事業 56,814,919 145.8 25,891,992 219.4

国内製造事業 2,933,932 124.1 849,845 126.8

海外子会社 6,797,423 146.8 1,308,433 179.7

合計 66,546,275 144.8 28,050,271 212.5

(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。

2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

 

(3) 販売実績

当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

  当連結会計年度

(自 平成29年1月1日

至 平成29年12月31日)  

前年同期比(%)

国内販売事業(千円) 42,687,911 113.3

国内製造事業(千円) 2,754,565 105.3

海外子会社(千円) 6,241,850 134.5

合計(千円) 51,684,327 115.0

(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。

2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

3.販売実績が総販売実績の10%以上である相手先はありません。

(13)

3【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したも

のであります。

 

(1)会社の経営の基本方針

当社グループでは、「ダイトロン・スピリッツ」と称して、創業の精神、行動規範、経営理念を制定し、株主満

足・顧客満足・仕入先満足・従業員満足の4つの視点を経営方針として定めると共に、法令順守や社会貢献への取

組みを企業の基本姿勢としています。

また、商社機能であるマーケティング力と物流サービス機能に加え、高付加価値化と収益力の向上につながるメ

ーカー機能を有した『製販融合路線』による“エレクトロニクス業界の技術立社”として確かな業界でのプレゼン

ス(存在感)を発揮していくことを基本方針としております。

当社グループは常に経営環境の変化を先取りし、他社に一歩先んじた事業展開を進め、当社グループの強みであ

る『製販融合路線の経営』『先見性とマーケティング力』『総合サポ-ト力』『優良な顧客資産と豊富な口座数』

などを活かし、付加価値とコスト競争力の高い商品・サービスを提供することにより、これまで歩んでまいりまし

た成長路線の維持、拡大を目指してまいります。

 

(2)中長期的な会社の経営戦略及び会社の対処すべき課題

当社グループが属するエレクトロニクス業界は、技術の進歩や高度化が加速する中で合従連衡や競争激化が進む

など、厳しい環境が続いております。こうした環境下で生き残りを果たしていくためには、これまで以上に提案力

を高め、付加価値の高いモノづくりを行い、収益性を一層高めていくことが必要不可欠との認識から、平成29年1

月1日付で、当社は連結子会社でありましたダイトロンテクノロジー株式会社とダイトデンソー株式会社を吸収合

併し(同時に商号をダイトロン株式会社に変更)、新たなスタートを切りました。また、これに先立ち、平成28年

11月には、ダイトロンテクノロジー株式会社とダイトデンソー株式会社の生産機能の集約を目的としてグループの

新たな「基幹工場」を愛知県一宮市に新設いたしました。これらにより、経営、営業、製造のすべての機能を有機

的に統合し、シナジー効果の最大化を図り、より高い付加価値の創造を目指す「製販融合路線」の経営を追求して

まいります。

更に、当社グループは平成29年を初年度とする四ヵ年の中期経営計画「第9次中期経営計画(平成29年~平成32

年)」を策定いたしました。「第9次中期経営計画」では、長期的な視点に立った経営を重視し、長期ビジョンと

して「グループ・ステートメント」を刷新するとともに、「目指す姿」を明確に規定いたしました。

[長期ビジョン]

○グループ・ステートメント

「Creator for the NEXT」

~エレクトロニクス業界を担う企業として、グループのネットワークを活かし、新しい価値をクリエイトする~

○目指す姿

・「製販が融合した他に類を見ないユニークな企業」

・「業界にとってなくてはならない特徴ある技術・製品を有する企業」

・「社員にとって働き甲斐があり、誇りに思える企業」

・「一致団結の強さと同時に自律能動的に動く組織」

こうした長期ビジョンのもと、「第9次中期経営計画」では、次の5つの“事業戦略”に基づく経営 を推し進

め、売上・利益の持続的な成長を図り、企業価値の向上を目指してまいります。

[事業戦略]

① 成長性重視の事業の再構築を推進

自動車、医療、インフラ、ロボット関連技術、航空宇宙など、成長が有望視される新市場の開発により成長性

に基づいた事業再構築を推し進めてまいります。

② オリジナル製品開発の強化

従来と同様に、オリジナル製品(「Daitron」ブランド)の開発・拡充を図り、収益力の更なる強化を推し進

めてまいります。

③ 海外ビジネス展開の強化

電子機器・部品関連を中心とした安定的な売上拡大、海外市場における顧客の拡大、当社グループの海外ネッ

トワークを活かした多国間ビジネスの拡大などを推し進めてまいります。

④ マーケティング力と営業力の向上

国内外の販売ネットワークの更なる拡充を図るとともに、市場でのプレゼンス(存在価値)の向上を図ってま

いります。

⑤ 生産部門の統合強化

当社グループの基幹工場として新たに立ち上げた「中部工場」への生産集約を早期に完了させ、生産と開発の

中核拠点として強化を図ってまいります。

(14)

当社グループは前述の経営戦略に基づき、「製販融合路線」による“エレクトロニクス業界の技術立社”として

独自の進化を図り、高成長及び高収益の実現を目指してまいります。

 

(3)当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針

Ⅰ 当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針の概要

当社は、公開会社として、株主、投資家の皆様による当社株券等の自由な売買を認める以上、大量買付行為に応

じて当社株券等の売却を行うか否かのご判断は、最終的には当社株券等を保有する当社株主の皆様の意思に基づき

行われるべきものと考えております。

しかしながら、近年のわが国の資本市場においては、対象会社となる会社の経営陣の賛同を得ずに、一方的に大

量買付行為を強行する動きも見受けられます。こうした大量買付行為の中には、対象会社の企業価値の向上及び会

社の利益ひいては株主共同の利益の実現に資さないものも少なくありません。

当社 の財 務及 び事 業 の方針 の 決定 を支 配す る者 の 在り 方と して は、 当社 の様 々 な企業 価 値の 源 泉を十分 に 理 解

し、当社を支えていただいておりますステークホルダーとの信頼関係を築き、当社の企業価値及び会社の利益ひい

ては株主共同の利益を中長期的に確保、向上させる者でなければならないと考えております。したがいまして、当

社の企業価値及び会社の利益ひいては株主共同の利益を著しく害するおそれのある不適切な大量買付行為を行う者

は、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者として適切ではないと考えております。

 

Ⅱ 基本方針の実現に資する特別な取組みの概要

当社では、当社の企業価値の向上及び会社の利益ひいては株主共同の利益の実現によって、株主、投資家の皆様

に長期的に継続して当社に投資していただくため、上記Ⅰの基本方針の実現に資する特別な取組みとして、以下の

施策を実施しております。

この取組みは、下記2.の当社の企業価値の源泉を十分に理解した上で策定されており、当社の企業価値及び会

社の利益ひいては株主共同の利益を中長期的に確保し、向上させるべく十分に検討されたものであります。したが

いまして、この取組みは、上記Ⅰの基本方針に沿うものであり、当社株主の共同の利益を損なうものではなく、ま

た、当社役員の地位の維持を目的とするものでもありません。

 

1.企業価値向上に資する取組み

当社グループでは、「ダイトロン・スピリッツ」と称して、創業の精神、行動規範、経営理念を制定し、株主満

足・顧客満足・仕入先満足・従業員満足の4つの視点を経営方針として定めると共に、法令遵守や社会貢献への取

組みを企業の基本姿勢として提示しております。

 

<子会社との合併と社名変更について>

当社は、技術の進歩や高度化が加速する中で合従連衡や競争激化が進むエレクトロニクス業界の厳しい環境の中

で成長するために、これまで以上に提案力を高め、付加価値の高いモノづくりを行い、収益性を一層高めていくこ

とが必要不可欠であるとの認識から、平成29年1月1日付にて、製造装置関連の国内製造子会社でありましたダイ

トロンテクノロジー株式会社、電子機器・部品関連の国内製造子会社でありましたダイトデンソー株式会社を吸収

合併いたしました。また、このタイミングに合わせて、社名につきましても「ダイトロン株式会社」に変更し、従

来から国内外にて展開しておりますプロダクトブランド名である「Daitron」(ダイトロン)との統一を行いまし

た 。新 生・ ダイ トロ ン 株 式会社 は、 国内 の主 要な 製造 子 会社 2社 の経 営統 合に よっ てシ ナジ ー 効果 の最大 化 を図

り、従来追求してきた「製販一体路線」の経営を更に進化させ、新たに、より高い付加価値の創造を目指す「製販

融合路線」の経営を追求してまいります。

 

<中期経営計画について>

平 成 2 9 年 を 初 年 度 と す る 「 第 9 次 中 期 経 営 計 画 ( 平 成 2 9 年 ~ 平 成 3 2 年 ) 」 を 策 定 し 、 次 の 2 つ の 経 営 指 針

「Creator for the NEXT」「製販融合路線」をそれぞれグループ・ステートメント及び中期経営計画スローガンと

して定めております。

 

2.企業価値の源泉

当社グループは、3社統合効果の最大化を図り、製販融合路線による“エレクトロニクス業界の技術立社”とし

て、市場ニーズを見極める「マーケティング力」と高付加価値なオリジナル製品を生み出す「開発・製造力」を併

せ持った独自性を武器に、確かな業界でのプレゼンス(存在感)を発揮してまいります。

① 製販融合路線の経営

② 先見性とマーケティング力

③ 総合サポート機能

(15)

これらの強みを活かすことにより、顧客ニーズを的確に具現化し、付加価値とコスト競争力の高い商品・サービ

スの提供を可能にしております。

 

3.コーポレート・ガバナンスの強化に対する取組み

当社グループは、経済のグローバル化が進み企業を取り巻く経営環境が著しく変化する中、企業が持続的に発展

し、「企業価値の最大化」を常に追求していくことが社会の健全な発展に寄与し、社会的責任を果たすものと考え

ております。そのために必要不可欠となる法令遵守はもとより、企業倫理、地球環境、社会貢献等を含んだ経営理

念を制定しております。この経営理念を実現するためにはコーポレート・ガバナンスの強化が重要課題であると認

識し、「第4 提出会社の状況」の「6 コーポレート・ガバナンスの状況等 (1)コーポレート・ガバナンスの

状況」に記載のとおりの施策を実施しております。

 

4.ステークホルダーからの信頼を得るための取組み

当社グループは、株主の皆様、顧客、取引先、従業員、地域社会等のステークホルダーからの信頼を一層高める

ため、コンプライアンス、リスク管理、環境・安全・品質の確保、社会貢献活動等CSR(企業の社会的責任)活

動の更なる充実・強化に努めてまいります。

 

Ⅲ 基本方針に照らして不適切な者によって当社の財務及び事業の方針の決定が支配されることを防止するための取

組みの概要

当社としては、当社株券等に対する大量買付行為が行われた場合、当該大量買付行為が当社の企業価値の向上及

び会社の利益ひいては株主共同の利益の実現に資するものであるか否か、株主の皆様に適切に判断していただき、

当該大量買付行為に関する提案に応じるか否かを決定していただくためには、大量買付者及び当社取締役会の双方

か ら適 切か つ十 分な 情報 が 提 供され 、検 討の ため の 十 分な期 間が 確保 され るこ とが 不可 欠 で ある と考えて おり ま

す。また、当社取締役会は、当社の企業価値及び会社の利益ひいては株主共同の利益の確保又は向上の観点から大

量 買付 行為 の条 件・ 方法 を 変更 ・改 善さ せる 必要 があ ると 判 断す る場 合に は、 大量 買付 行 為の 条件 ・方法 につ い

て、大量買付者と交渉すると共に、当社の株主の皆様に対して代替案の提案等を行う必要もあると考えております

ので、そのために必要な時間も十分に確保されるべきであります。

当社は、このような考え方に立ち、平成29年2月7日開催の取締役会において、当社株券等の大量買付行為への

対応策(買収防衛策)(以下「本プラン」といいます。)の具体的内容を決定し、平成29年3月30日開催の第65期

定時株主総会にて、株主の皆様より承認、可決され、更新いたしました。なお、当社は、平成26年3月28日開催の

第62期定時株主総会における株主の皆様のご承認を得て当社株券等の大量買付行為への対応策(買収防衛策)(以

下「旧プラン」といいます。)を導入していたものであり、本プランは、旧プランの有効期間満了に伴い、これを

更新したものです。

本プランは、大量買付者に対し、本プランの遵守を求めると共に、大量買付者が本プランを遵守しない場合、並

びに大量買付行為が当社の企業価値及び会社の利益ひいては株主共同の利益を著しく害するものであると判断され

る場合の対抗措置を定めており、その概要は以下のとおりであります(なお、本プランの詳細につきましては、当

社のウェブサイト(http://www.daitron.co.jp/index.html)で公表している平成29年2月7日付プレスリリース

「 会社 の支 配に 関す る 基 本方 針 及び 当社 株券 等の 大量 買付 行 為へ の対 応策 (買 収 防 衛策 )の更新 に 関する お 知ら

せ」をご参照ください。)。

 

1.本プランの発動に係る手続

本プランの対象となる行為は、当社株券等の一定数以上の買付けその他の有償の譲受け又はこれらに類似する行

為(以下「大量買付行為」といいます。)が行われる場合に、大量買付行為を行い又は行おうとする者(以下「大

量買付者」といいます。)に対し、当該大量買付行為の内容の検討に必要な情報の提供を求め、当該大量買付行為

についての情報の収集及び検討のための一定の期間を確保した上で、必要に応じて、大量買付者との間で大量買付

行為に関する条件・方法について交渉し、更に、当社取締役会として、株主の皆様に代替案を提示するなどの対応

を行っていくための手続を定めております。

 

2.対抗措置の概要

本プランは、大量買付者に対して所定の手続に従うことを要請すると共に、かかる手続に従わない大量買付行為

がなされる場合や、かかる手続に従った場合であっても当該大量買付行為が当社の企業価値及び会社の利益ひいて

は 株主 共同 の利 益を 著 し く害す るも ので ある と判 断 さ れる場 合に は、 かか る大 量買 付行 為 に対 す る対抗措 置 と し

て、原則として新株予約権を株主の皆様に無償で割り当てるものです。

本プランに従って割り当てられる新株予約権(以下「本新株予約権」といいます。)には、①大量買付者及びそ

の関係者による行使を禁止する行使条件や、②当社が本新株予約権の取得と引換えに大量買付者及びその関係者以

(16)

また、会社法その他の法律及び当社の定款上認められるその他の対抗措置を発動することが適切と判断された場

合には当該その他の対抗措置が用いられることもあります。

本新株予約権の無償割当てが実施された場合、かかる行使条件や取得条項により、当該大量買付者及びその関係

者の有する議決権の当社の総議決権に占める割合は、大幅に希釈化される可能性があります。

 

3.独立委員会の設置

本プランに定めるルールに従って一連の手続が遂行されたか否か、及び、本プランに定めるルールが遵守された

場合に当社の企業価値及び会社の利益ひいては株主共同の利益を確保し又は向上させるために必要かつ相当と考え

られる一定の対抗措置を講じるか否かについては、当社取締役会が最終的な判断を行いますが、その判断の合理性

及び公正性を担保するために、当社は、当社取締役会から独立した組織として、独立委員会を設置することとしま

す 。独 立委 員会 は、 3名 以上 5 名以 下の 委員 によ り 構 成さ れ、委 員は 、社 外取 締役 、社 外監 査 役 、弁 護士 、税理

士、公認会計士、学識経験者、投資銀行業務に精通する者及び他社の取締役又は執行役として経験のある社外者等

の中から当社取締役会が選任するものとします。

 

4.情報開示

当社は、本プランに基づく手続を進めるにあたって、大量買付者が出現した事実、大量買付者から十分な情報が

提供された事実、取締役会の判断の概要、対抗措置の発動又は不発動決定の概要、対抗措置の発動に関する事項そ

の他の事項について、株主の皆様に対し、適時適切に開示いたします。

 

Ⅳ 本プランの合理性(本プランが基本方針に沿い、当社株主の共同の利益を損なうものではなく、当社役員の地位

の維持を目的とするものではないこと及びその理由)

当社取締役会は、本プランが、以下の理由により、上記Ⅰの基本方針に沿うものであり、当社株主の共同の利益

を損なうものではなく、また当社役員の地位の維持を目的とするものでもないと考えております。

 

1.買収防衛策に関する指針(経済産業省及び法務省が平成17年5月27日に発表した「企業価値・株主共同の利益

の確保又は向上のための買収防衛策に関する指針」)等の要件等を完全に充足していること

2.企業価値及び会社の利益ひいては株主共同の利益の確保又は向上を目的として更新されていること

3.株主意思を重視するものであること

4.独立性の高い社外者(独立委員会)の判断の重視

5.対抗措置に係る合理的な客観的要件の設定

6.当社から独立した地位にある第三者専門家の助言の取得

7.デッドハンド型買収防衛策やスローハンド型買収防衛策ではないこと

(17)

4【事業等のリスク】

当連結会計年度において、最近の四半期報告書・有価証券報告書における記載から新たに発生した事業等のリスク

はありませんが、以下において、当社グループの事業展開に関し、リスク要因となる可能性があると考えられる主な

事項及びその他の重要と考えられる事項を記載しております。当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識

した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針でありますが、当社株式に関する投資判断は、本項及び

本書中の本項以外の記載内容も併せて、慎重に検討した上で行われる必要があると考えております。なお、以下の記

載は当社株式への投資に関連するリスクすべてを網羅するものではありません。また、本項においては将来に関する

事項が含まれておりますが、当該事項は、当連結会計年度末において判断したものであります。

(1) 経営戦略遂行に関する影響について

当社グループでは、産業用エレクトロニクスの分野において、他社に先んじたニュービジネスを展開できる体制づ

くり並びに研究開発、製造、販売等あらゆる分野における共同出資関係を含む他社との提携等に積極的な投資を行

い、高収益企業を目指しております。このような投資において、多少のリスクを伴う場合でも、将来の成長性を見込

んで事業を遂行していくことがあるため、新たな競合の存在、開発投資額の増加、開発の遅れ、市場の急激な変化等

により、資金調達、技術管理、製品開発、経営戦略について提携先との不一致が生じ提携関係が維持できず、その事

業の経営計画に相違が生じた場合、それまでの投資負担が当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能

性があります。

(2) 知的財産権に関する影響について

当社グループが製造販売する製品・装置については、その技術関係の保護に特別の配慮をしており、特に特許関係

の権利帰属・商標・ブランドの保護等に関しては、会社の利益を損なわないような施策を講じております。しかしな

がら、国内及び海外において、やむを得ず第三者との間に権利関係をめぐる訴訟が発生した場合は、当社グループの

経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

(3) 取引先企業の海外拠点への対応並びにカントリーリスクについて

当社グループの主要顧客において、生産拠点を国内から海外に移転する場合があり、当社グループも米国やアジア

諸国に現地法人・支店等を設置して対応してまいりました。今後、これら主要顧客の生産・調達方針の変更に対し、

当社グループが迅速な販売体制の構築を実現できなかった場合、あるいは生産拠点となっている海外諸国で政治・経

済状況の急変、法律・税制の予期しない変更、雇用の困難と人件費の急騰、テロ・戦争等の社会的混乱等による海外

駐在員及びその家族への被害リスクが顕在化した場合、事業所の閉鎖や撤退も考えられ、当社グループの経営成績及

び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

(4) 海外取引に関する為替変動及び取引慣行について

当社グループは、積極的な海外事業展開により、海外ビジネスの拡大を加速しております。当社グループの輸出入

は、為替リスクを回避するため受発注時の先物為替予約等によって為替のリスクヘッジに努めております。しかしな

がら、急激な為替変動によって価格変動が生じた場合は、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能

性があります。また、海外企業との取引において慣行上、支払を遅延されることがあり、当社グループとしても回収

遅延が発生しないよう各々の施策を講じておりますが、売上債権の確保に支障が発生した場合は、当社グループの経

営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

(5) 品質管理・製造物責任・瑕疵担保責任について

当社グループは、電子機器及び部品から製造装置まで幅広い取扱商品を有しており、仕入から出荷までを行う物流

部門及び開発から製造までを行う製造部門においてはISO9001の品質マネジメントシステムを導入して、品質

管理に細心の注意を払っております。しかしながら、製造装置の不具合や電子機器及び部品の不良等が原因で、顧客

の生産ラインに支障をきたす等、顧客に損害が発生する可能性があります。そのような事態が発生した場合、当社製

品への信頼性の低下や損害賠償請求等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性がありま

(18)

(6) 取引契約について

当社グループでは、取引基本契約を締結し安定的な継続取引を行う場合に、係る契約において当社グループがリコ

ール補償、秘密保持、法令遵守、環境負荷化学物質管理等の責任を負うことがあります。当社グループでは、最善の

注意を払いながら必要に応じてこれらの責任を契約に盛込み、仕入先へも同様の契約を締結するよう対策を講じてお

りますが、損害賠償責任を負った場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性がありま

す。また、個別契約においては、商社として顧客から短納期での商品供給を要請されることがあるため、事業機会の

維持・拡大を目的として、商品の一部を前もって手配する場合がありますが、市況の低迷や技術革新による陳腐化等

の理由から、これらの商品を販売できなかった場合、在庫商品が長期滞留する恐れがあります。その場合も当社グル

ープの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

(7) 市場の変動による影響について

当社グループが属するエレクトロニクス業界、その中でも特に半導体をはじめとしてフラットパネルディスプレ

イ、光デバイス等はIT・デジタル家電分野の進展という流れの中で、その基幹デバイスとして今後も市場拡大を続

けていくものと考えられます。しかしながら、当社の主要顧客もこの業界に属しているため、急激な国内外の経済情

勢の悪化に伴う需給ギャップの調整や設備投資の減少等により市場が縮小した場合には、当社グループの経営成績及

び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

(8) 販売権の維持について

当社グループは、国内以外にも世界の先進メーカーの販売代理店権を取得し、国内外の企業へ最先端の商品を提供

しております。当社グループは、販売代理店権の長期保有による安定化を図ると同時に、新規代理店権の取得等で販

売権の拡充に取組んでおりますが、仕入メーカー側でのM&Aや販売政策の変更等によって販売代理店契約が解消さ

れることがあります。その場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

(9) 外国為替及び外国貿易法に関する規制について

当社グループの取扱商品であります電子機器及び部品や製造装置、また製造装置に関する一定の技術を海外へ輸出

する際は、必要に応じて外国為替及び外国貿易法に基づき経済産業大臣に届出をし許可を得ます。当社では、安全保

障輸出管理規程を定めて管理の徹底に努めておりますが、万が一これらに違反し刑事罰等の処分を受けた場合は、当

社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

(10) 自然災害等による影響について

当社グループは、大規模な地震や台風、洪水等の自然災害や火災、感染症等の発生を想定し、必要とされる安全対

策や事業継続・早期復旧のための対策を講じております。しかしながら、当社グループの拠点及び取引先は日本国内

のみならずグローバルに展開しており、自然災害や火災・感染症等が発生した場合のリスクをすべて回避することは

困難であり、また、予期しない規模で発生した場合には、販売や生産等の事業活動の縮小等も懸念され、当社グルー

(19)

5【経営上の重要な契約等】

主要な仕入先との契約

契約会社名 相手先 契約の種類 主要取扱商品 契約期間

当社 ソニー株式会社 取引基本契約

OEM用CCDカメラ

及びその周辺機器

平成12年10月1日から1年

(自動更新)

当社

ソニーマーケティング

株式会社

取引基本契約

コンスーマ製品及び

記録メディア

平成11年9月21日から1年

(自動更新)

当社

ソニービジネスソリュー

ション株式会社

取引基本契約 情報機器

平成22年4月1日から1年

(自動更新)

当社 ヒロセ電機株式会社 特約代理店契約 コネクタ

平成11年12月1日から1年

(自動更新)

 

6【研究開発活動】

当社グループの研究開発活動は、光デバイス製造装置、LSI製造装置、電子材料製造装置及び電子機器及び部

品に関わるものであり、国内製造事業セグメントD&Pカンパニー装置事業部門及び部品事業部門を中心に、製品

の開発、設計、製作を行っております。

当連結会計年度における研究開発費の総額は150,572千円(消費税等は含まれておりません)であり、主な内容

は次のとおりであります。

 

①光半導体応用製品に必要な化合物半導体素子の製造装置、検査装置、試験装置の開発と製品化を行っており、主

として環境に貢献すると期待されるLED照明及び高出力レーザーダイオードに関わる装置等の開発を推進して

おります。

・照明用高輝度LED用テスター装置の開発と製品化

・照明用LEDモジュール組立装置の開発と製品化

・照明用LED共晶ボンダーの開発と製品化

・高出力レーザーダイオード対応エージング装置の開発と製品化

・高出力レーダーダイオード用テスター装置の開発と製品化

・大電流短パルステスターの開発

・高速高精度計測システムの開発と製品化

②半導体製造装置(洗浄装置、検査装置等)の開発と製品化を行っており、ICの微細化・高速化に対応するため

の高精度製造装置の開発を推進しております。

・ウェーハ洗浄装置の開発と製品化

・次世代高精度ウェーハ対応面取装置の開発と製品化

③一般産業用機器の開発と製品化を行っております。

・真空用高気密性コネクタの開発と製品化

・耐水、耐圧コネクタの開発と製品化

・ガラスシール光ファイバーコネクタの開発と製品化

・超低ノイズ性能スイッチング電源の開発と製品化

(20)

7【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したも

のであります。

 

(1) 重要な会計方針及び見積り

当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成さ

れております。この連結財務諸表の作成に当たりましては「第5 経理の状況」の「1.連結財務諸表等 注記

事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)3.会計方針に関する事項」に記載しており、重要な

資産の評価方法、重要な引当金の計上基準等において継続性、網羅性、厳格性を重視しております。

また、繰延税金資産につきましては将来の回収可能性を充分に検討した上で計上しております。

 

(2) 財政状態の分析

(資産)

当連結会計年度末における流動資産は29,025百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,036百万円増加いたし

ました。これは主に受取手形及び売掛金が1,227百万円、仕掛品が1,978百万円増加したことによるものでありま

す。固定資産は6,357百万円となり、前連結会計年度末に比べ278百万円増加いたしました。これは主に有形固定

資産が53百万円、投資その他の資産が226百万円増加したことによるものであります。

この結果、総資産は35,383百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,314百万円増加いたしました。

(負債)

当連結会計年度末における流動負債は16,696百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,751百万円増加いたし

ました。これは主に電子記録債務が1,689百万円増加したことによるものであります。固定負債は3,193百万円と

なり、前連結会計年度末に比べ14百万円減少いたしました。

この結果、負債合計は19,890百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,736百万円増加いたしました。

(純資産)

当連結会計年度末における純資産合計は15,492百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,578百万円増加いた

しました。これは主に親会社株主に帰属する当期純利益1,867百万円の増加、剰余金の配当498百万円及び自己株

式の取得74百万円の減少によるものであります。

この結果、自己資本比率は43.8%となり、前連結会計年度末との比較で0.4ポイント上昇いたしました。

 

(3) 経営成績の分析

①売上高

当連結会計年度の売上高は51,684百万円となり、前連結会計年度と比較して6,751百万円増加いたしました。

各セグメントの売上高の内訳は、「国内販売事業」は42,687百万円(前年同期比13.3%増)、「国内製造事

業」は2,754百万円(前年同期比5.3%増)、「海外子会社」は6,241百万円(前年同期比34.5%増)となりまし

た。各セグメントの詳細につきましては、「第2 事業の状況」の「1.業績等の概要 (1) 業績」に記載して

おります。

 

②売上原価、販売費及び一般管理費

当連結会計年度の売上原価は40,193百万円となり、前連結会計年度と比較して5,313百万円増加し、売上高売

上原価率は前連結会計年度より0.2ポイント上昇し77.8%となりました。

当連結会計年度の販売費及び一般管理費は8,968百万円となり、前連結会計年度と比較して826百万円増加いた

しました。

なお、売上高販売費及び一般管理費率は0.7ポイント低下し17.4%となりました。

 

③営業利益

当連結会計年度の営業利益は2,522百万円となり、前連結会計年度と比較して611百万円増加いたしました。こ

れにより、売上高営業利益率は0.6ポイント上昇し4.9%となりました。

 

④営業外収益

当連結会計年度の営業外収益は112百万円となり、前連結会計年度と比較して50百万円増加いたしました。こ

れは主に為替差損益が前連結会計年度の為替差損から為替差益に転じたことによるものであります。

(21)

⑤営業外費用

当連結会計年度の営業外費用は51百万円となり、前連結会計年度と比較して57百万円減少いたしました。これ

は主に為替差損益が前連結会計年度の為替差損から為替差益に転じたことによるものであります。

 

⑥経常利益

当連結会計年度の経常利益は2,583百万円となり、前連結会計年度と比較して719百万円増加いたしました。こ

れにより、売上高経常利益率は0.9ポイント上昇し5.0%となりました。

 

⑦特別利益

当連結会計年度の特別利益は79百万円となり、前連結会計年度と比較して78百万円増加いたしました。これは

主にダイトテック株式会社を完全子会社としたことに伴い発生した負ののれん発生益によるものであります。

 

⑧特別損失

当連結会計年度の特別損失は1百万円となり、前連結会計年度と比較してほぼ同水準となりました。

 

⑨税金等調整前当期純利益

当連結会計年度の税金等調整前当期純利益は2,661百万円となり、前連結会計年度と比較して797百万円増加い

たしました。これにより、売上高税金等調整前当期純利益率は1.0ポイント上昇し5.1%となりました。

 

⑩法人税等(法人税等調整額を含む)

当連結会計年度の法人税等は793百万円(前年同期は646百万円)となりました。これにより、税金等調整前当

期純利益2,661百万円に対する税効果会計適用後の法人税等の負担率は29.8%となりました。

 

⑪親会社株主に帰属する当期純利益

当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は1,867百万円となり、前連結会計年度と比較して650百万

円増加いたしました。これにより、売上高親会社株主に帰属する当期純利益率は0.9ポイント上昇し3.6%となり

ました。

 

(4) 資本の財源及び資金の流動性の分析

①キャッシュ・フローの分析

当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの分析は、「第2 事業の状況」の「1.業績等の概要 (2) キ

ャッシュ・フローの状況」に記載しております。

 

②財務政策

当社グループは、業績並びに資金効率の更なる向上に邁進し、自己資本比率の向上等の施策を積極的に進める

ことにより、財務基盤の一層の強化を図ってまいります。

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